突然ですが、私の夫は香港人で4ヶ国語を話すことができます。
そんな彼に、英会話ができるようになるための具体的な学習法を聞きました。
英会話の効率的な学習方法が知りたいな。
ゼロから外国を話せるようになった人ってどんな勉強をしてるんだろう?
こんな悩みがある方は、ぜひこのページを!
本記事のテーマ
4ヶ国語話者が教える、効果的な英会話学習法
夫の語学レベル、使用状況は?
夫は香港出身なので、母国語は「広東語」です。今は日本で生活しているので日常会話は「日本語」で、私ともいつも日本語で話しています。
仕事では、社内の人とは日本語ですが、さまざまな国の取引先がいるため「英語」をメインに、たまに「広東語と中国語」でも話しています。
また、外国人の友達が多く彼らと話すときは主に英語、たまに中国語もあります。広東語>英語>日本語>中国語の順でスラスラ話せるとのこと。中国語力は足りないと言っていますが、英語も日本語も日常会話・ビジネス会話ともにペラペラです。ただただすごいの一言…。
これから英語を話せるようになりたい人に向けた、効果的な勉強法を解説していきます。
4ヶ国語話者のおすすめ勉強法
①最初は8割インプット!英語をたくさん聞いて「理解すること」に集中しよう
②ネイティブがどんなリズムで話しているか・言い回しなどを観察しよう
③理解できるようになってきたら、あとは実践。言えなかったことを復習し使ってみよう
それぞれの勉強法でも具体的なアドバイスをもらったので、詳しく書いていきます。
語学勉強の大切なポイント
具体的な勉強法に入る前に、夫の語学学習に対する考え方の大切なポイントが3つあります。
- 勉強法はそれぞれに合うスタイルがある
- 話の内容を理解することができれば、自然と自分で話すこともできる
- とにかく継続し、自分が楽しめるコンテンツで学習する
この3つについて詳しく書いていきます。
勉強法はそれぞれのスタイルがある
今は色々な勉強法がありますが、どれが正解・不正解ということはありませんよね。
たくさんある勉強法の中から、ほんとうに自分に合う効果的なスタイルを見つけることが重要です。
最適な方法を見つけるためには、自分で実際に英語学習をしながら試していきます。
勉強のための勉強はほどほどに!
学習方法ばかり検索して満足していてはもったいない。すぐに実行に移しましょう。あなたの大切な時間を有効に使っていきましょう。
このページで紹介する学習法も、実際に試してもらって、あなたに合えばそのまま続けていってください。
合わない場合は、また別の方法を探せばOKです。まずはやってみましょう!
会話をしっかり理解できれば、自然と話せるようになる
相手が何を話しているか完璧に理解できるのに、英語を話せない人はいません。
何を言っているか分かるようになるためには
- 単語力
- 文法力
- リスニング力(その言語のリズム・抑揚も把握)
など総合的な力が必要になります。つまり、まずはたくさんのインプットが必要です。
相手が何と言っているか分かるようになる頃には、自分の言いたいことも自然と話せるようになります。
膨大な量の英語を聞き、ネイティブの話し方を観察して、言語の発音リズムなどにも十分慣れていきましょう。
継続は力なり!自分の興味のあるコンテンツで勉強する
単語を覚えるには、学び→忘れる→思い出す→使うの繰り返しです。とにかく継続して学び続けることがとても大切。
また、興味のないコンテンツだとやる気が起きず継続できない要因になってしまいます。
例えば、一般的に英語学習に良い!と言われているドラマ『フレンズ』や『ママと恋に落ちるまで』を、少し見てみてそれに興味が持てなければ潔く違うコンテンツに移ってOK。
自分が好きな分野・知りたいこと・楽しく観れるものだからこそ、毎日のやる気にもつながります。
具体的な勉強法
最初は8割インプット!まずはたくさん吸収して、「理解すること」に集中しよう
単語や熟語で覚えられないもの・知らないものはAnkiに登録して、毎日繰り返し復習します。
特に単語に関しては、どのステップに行ってもずっとAnkiでの復習を継続するようにしましょう!
夫も日本語は1万語以上登録し、今でも毎日のように学習しています。
Ankiってどんなもの?インストール方法はこちらの記事から↓
英文法を2ヶ月でマスター!勉強方法はこちらの記事から↓
自分が好きで興味のあるコンテンツを探します。
最初は優しいものからスタートした方が良いですが、飽きないものであれば難しさはあまり関係ありません。子供用の楽しいものが好きならそれで良いし、TED talkが好きならそこから始めても良いです。
ドラマ・映画・アニメ・Youtube・本・ラジオなんでも大丈夫。むしろたくさんの量に触れた方がいいので、限定せずに気になるものがあればどんどんストックしておきましょう。
ドラマや映画は、会話の内容が全て見えますよね。こういう時はこんな言い回しで質問をして、こんな風に返す、というのが全部観れるので使えます。
難しいものや堅苦しいものでなく、自分が飽きずに楽しめるコンテンツで良いんだ、ということを伝えたく、恥ずかしながらMIngが普段見聞きしているYoutubeを紹介しています↓
例えば映画であれば、シーンごとに区切って学習しましょう。
最初は英語字幕を見ながら、何が話されているかおおよその見当をつけます。わからない単語や知らなかった言い回しはGoogleやオンライン辞書などで調べて理解し、Ankiに登録します。
文全体で何を言ってるのかわからない!という場合は、後で日本語字幕で答え合わせをします。
特に最初の頃は、自分で推測した意味と違ったなんてことはよくあります。
伸びるチャンス!と捉え、なぜそういう意訳になるのか分解して考えてみましょう。
ネイティブがどんなリズムで話しているか・言い回しなどを観察しよう
英語のリズムとは、アクセントの位置や、強弱、抑揚のことです。
その人のイントネーションや、こんな感じで発音してるな〜といった具合によく観察をしましょう。
STEP3にも通じますが、たくさん英語を聞いていくと、どんな発音が正しいかは自然と身についていきます。
どんなシーンで使う言葉なのか?
よく言うフレーズは?
自分がかっこいい、使いたいと思ったフレーズなどもAnkiに入れて覚えます。
自分からのアウトプットはそこまでしなくてOK
このインプットの段階では、音読練習やシャドーイングはほとんどしていなかったとのこと。
あくまで「8割インプット」なので、英作文など残りの2割にあたるアウトプットの作業などにはそこまで重点を置かなくて大丈夫です。
ネイティブが話すリズム・スピードに慣れよう
理解できるようになってきたら、あとは実践。言えなかったことを復習し使ってみよう
ある程度理解できるようになってきたら、アウトプットの量を増やしていきます。
ここで、英会話スクール・AI英会話アプリ・ランゲージエクスチェンジ(語学交換仲間)・留学・ワーホリなどの登場です。
英語話者とたくさん話して、言えなかったことは復習し、次のタイミングで使ってみます。一回でも使うと結構覚えられるもの。
夫の場合、ビジネス日本語や敬語でうまく言えなかったものは調べて実際にもう一度使ってみる、そうすると覚える!と言っていました。
実際に話さなければならない環境になると、足りないものが見えてくる
英語を話す環境を強制的に作りましょう。
相手とコミュニケーションを取りたい!という気持ちが湧くと、自分の話したいことが見えてきます。
次はこんなことを聞いてみよう、これを教えてあげよう!など、コミュニケーションをとるために色々調べるようになります。
言いたいけど言えなかったことをGoogleで調べて覚えたり。あとはこの繰り返しです!
最初の頃はうまく話せないのは当たり前
特にアウトプット初期の頃は、なかなか自分の言いたいことを話せないのは普通のことです。
話せない中でも相手をよく観察して、自分の英語に活かせるところを探します。
私も特に初期の頃は、夫の友人たち(全員英語話者)と話していると、英語のスピードについていけず1人ポツンと取り残される気持ちになることがありますが、めげずに1フレーズでも持ち帰る精神で、英語の良いリスニングだと思って会話に耳を傾けています♪
発音について
発音が綺麗に越したことはないですが、まずはコミュニケーションをとることに集中しましょう!
コミュニケーションを理解しないと、完璧な発音でも意味がない
発音の癖を直したり、きちんと言えているかの確認、ネイティブの自然な言い回しを知るにはオンライン英会話スクールがぴったりです。
まとめ
英語を話せるようになるには、たくさんの時間が必要です。
週3日、30分の勉強だけでは「英会話が問題なくできる」状態に辿り着くには何年もかかってしまいますよね。(趣味でやるには十分かも)
「1年語に英会話ができるようになっている」という目標であれば、自ずと1日どのくらいの時間勉強することが必要かが見えてきます。
①最初は8割インプット!まずはたくさん吸収して、「理解すること」に集中しよう
②ネイティブがどんなリズムで話しているか・言い回しなどを観察しよう
③理解できるようになってきたら、あとは実践。言えなかったことを復習し使ってみよう
自分に合ったスタイルの効果的で効率的な勉強法で、英会話学習を継続していきましょう!