これから英会話を始めたいけど、何から手を付けたらいいんだろう?なかなか勉強も続かないし..
頑張りたい気持ちはあるけど、どんな手順で始めればいいかわからない。具体的な方法を教えてほしい。
こんな悩みがある方はぜひこのページを!
本記事のテーマ
【完全初心者向け】英会話学習の始め方
英会話学習の始め方
①目標:自分が話したいことを簡単な英語で伝えられる
②準備:単語帳・文法本・Ankiの3つ
③理解:英会話ができるって?
④学習手順:多聴&AI・オンライン英会話→足りない部分を集中学習
⑤実践:留学・ワーホリ・移住etc
このページは「英語を話せるようになりたいけど、何から始めればいいか分からない」という方に向けて書いています。
この記事を読むことで「英語学習の目標設定、具体的な始め方、実践のイメージ」ができるようになります。
唐突にやってくる『英語を話す機会』で言葉が出ずに悔しい思いをしたことはありませんか?「英語をもっと勉強しておけばよかった」と。
やらなかったことを後悔したまま過ごさず、行動あるのみです!
今読んでくれているあなたも、英語に躊躇することなく楽しく話せるきっかけになれば幸いです。
英語を楽しく話すためのロードマップ
目標:自分が話したいことを簡単な英語で伝えられる
「日常会話を英語でできるようになる」だと、曖昧でゴールが分かりにくいので少し明確に。
英会話って、日本語を英語に訳そうとすると途端に難しくなりませんか。
「議論するって何だっけ….? (しばし記憶を呼び戻し…………)Discussだ」
となると、なかなか会話が進みません。
議論する→話す→talkでも伝わるかな、と中学英語の簡単な単語で話す癖づけがおすすめです。
期限を決めて目標を明確にする
適度なプレッシャーも大切。
期限は今日この記事を読んだ日から1年間でどうでしょうか。
1日にやるべき量もはっきりします。
「外国人の友人を作って英語で楽しく会話する」といった目標も素敵だと思います♪
準備:単語帳・文法本・Ankiの3つ
「単語帳」「文法本」「Anki(暗記用ソフト)」の3つを用意しましょう。
単語帳
ネイティブが日常的に使う単語・表現が厳選されたDistinctionがおすすめです。
スマホでネイティブのナチュラルな発音を聞くこともできます。
文法本
英語は日本語と違って語順が重要です。パズルのように、語順のルールと組み立て方を覚えましょう。
会話(英作文)のスピードも上がります。文法の数は決まっており、最初に頭に入れるだけ。
英文法が網羅された本を「1冊だけ」用意しましょう。
大切なのは1冊を繰り返すこと。
英文法の詳しい勉強方法はこちらの記事でお読みいただけます↓
フラッシュカード Anki(暗記に特化したソフト)
学習理論に基づいた無料のフラッシュカードで、効率的に単語・熟語・フレーズなどを暗記することができます。本気でおすすめの記憶に特化したソフトです。
英語を学んでいると、必ずわからない単語が出てきます。それをAnkiに登録して何度も繰り返し覚えます。
スマホ・PCどちらでも使えますが、PCを持っている方はPC版が完全無料かつ単語の登録も楽でおすすめです。同期することができるので、どの機器からでも使うことができます。
Ankiの詳しいインストール方法はこちらの記事から
理解:英会話ができるって?
会話とは相手との意思疎通ができること。「相手の話を聞き取って、自分の言いたいことを返せる」ことだと思います。
英会話はあくまで誰かとコミュニケーションをとるためのツールなので、学びも気楽に楽しみましょう。
なんとなく聞き取れた気がする
なんとなく伝わったかもしれない
特に初期の英会話で起こりがちな、ぼんやりとした部分を1つ1つ潰していくことが大切です。
学習手順:多聴&AI・オンライン英会話→足りない部分を集中学習
まずは無料体験レッスンを受けてみよう
オンライン英会話スクールの大半は無料体験をやっています。
レッスンを数回受けると、自分の英会話レベルのチェック&足りない部分の洗い出しができます。
例えば、時制がうまく言えなかった場合はその部分の文法をしっかり復習しておく。
言えなかった単語を覚え、フレーズを作って次のレッスンで添削してもらうなど。
並行して単語を覚えて&毎日たくさんの英語を聞こう
なるべく毎日英語を聞いて英語のリズムに耳を慣らしましょう。
英会話を学び出した初期は「インプットが8割!」あらゆる英語コンテンツを四六時中聴いて、耳を慣らしていきましょう。最低でも1日3時間程度は聞き流せるとGood。
おすすめのYoutube聞き流しコンテンツはこちらの記事から↓
4ヶ国語話せる夫おすすめの外国学習法はこちら↓
海外ドラマや映画などで楽しむ
海外ドラマや映画などで、日常会話で使えるフレーズを増やしていきましょう。
大切なのは自分が言いそうなフレーズを重点的に覚えることです。知らない言い回し・単語があったらAnkiに追加します。
オンライン英会話で練習
できるだけ早くオンライン英会話の無料体験レッスンを何度か受けましょう。
日本で普通に生活をしているだけではなかなか話す機会はやってこないので、オンラインの英会話で実際にネイティブと話す機会を増やしていきます。
数あるオンライン英会話の中から、初心者の方へのおすすめスクールを3つ厳選した記事はこちら↓
安いならココ!など目的別でも紹介しています。
Mingが押す理由・デメリットについても詳しく書いていますのでぜひ参考にして下さい。
会話の準備:自分だけのフレーズ作り
「日常で自分が言おうとしたこと、感じたこと」でパッと英語で話せないフレーズをメモします。
LINEで自分だけの会話グループを作るか、スマホのメモ帳機能でも。
メモは2種類用意し、
1つ目は英語で話せなかった単語やフレーズをどんどん書き出す
2つ目は書き溜めた日本語をしっかりと調べ英文にする
〈メモを作るときの注意〉
自分が言おうとしたことを少し経ってからメモしようとすると、全然思い出せないことが多いです。
記憶がなくなる速さにびっくりします。「これ、英語で何ていうんだろう?」と思ったらすぐさまメモ。
スマホを持ったら3タッチ程で書き出せるようアプリの配置も工夫し、メモのハードルを下げましょう。
2つ目の英文フレーズリストには、絵文字や画像・その時のエピソードを一緒に載せておくとより記憶に残りやすいです。
SNSでモチベーションアップ
英語の勉強は継続できるかが肝。日々のやる気のアップ、フレーズの勉強にもなるのでtwitterアカウントを作るのはおすすめ。ネイティブの言い回しも学べますし、目に入る文字を英語に変えるだけでも違います。
実践:留学・ワーホリ・移住etc
英語圏への旅行で腕試しをしてみるのも良いですし、留学やワーホリも視野に入れても良いですね。
おすすめは言語交換の友達を作ること。日本にいたまま楽しく英会話をすることができます♪
半年以降:言語交換で友達を作る
日本語を勉強したい外国人はたくさんいるので、その方達とランゲージエクスチェンジ(言語交換)をします。友達ができると、聞いてみたいことや自分の近況の伝え方など英作文のきっかけがたくさん出てきます。
余力があれば
道端で困っている外国人に教えるための英語フレーズを覚える
日本で生活していて使いそうな英会話をシーンごとに身につけていきます。
道案内の英会話をマスターしたら、次は券売機の買い方といった感じ。
英会話教室以外で、日本で生活している時に英語を使いそうなフレーズを思い浮かべると
・道案内(最初のステップで済)
・電車などのチケットの買い方
・乗り換えの仕方
・ラーメン店など券売機でのメニューを教えてあげる
他にも色々なシーンがあると思いますが、代表的なのはこの辺り。どんな質問が来るかな?どんな風に説明するのか?券売機だから「ここを押す=Push this button.かな〜」といった具合で簡単でOKです。
説明だけではなくて、
どこの国から来たの?
どのくらい滞在するの?
これまでどこの街に行ったの?
など日常会話に広げていくには?と考えて質問を作ってみたり。
繰り返しになりますが、困っている外国人旅行者に説明できる力をつけておけば日本で『生の英語』を使う機会も少しづつ増えていきます。備えあれば憂いなし!
道案内の英会話フレーズの詳しい表現やおすすめの動画はこちらの記事から↓
発音記号
最初に発音記号を把握しておくと、記号を見ただけで発音イメージがつきやすいです。1つずつ発音を調べる手間も省けます。
私の場合CD付きでない単語帳を使っていたこともあり、発音がわからないものを1つ1つGoogleに入力して調べたりしていましたが地味に時間がかかって面倒でした。
少し手間に感じるかもしれませんが、今後学習スピードを上げていく上で損はないです。
Play Phrase. me を使う
発音やフレーズの確認にとっても便利なサイトです。映画やドラマでその単語が使われたシーンを瞬時に表示してくれ、5シーンまで無料で見ることができます。
メリットとして
- 発音がわかる
- どんなシーンで使うのかわかる
- イメージが湧き、記憶に残りやすい
- ネイティブスピードの聞き取り、シャドーイング練習ができる
- 知らない言い回し、単語に出会える
などが挙げられます。
字幕表示してくれるのでその台詞の中で知らなかった熟語などを学ぶことができます。
意外にも単語を1つ1つ見ていくと、ほとんど知っている単語だということに気づいたりも。人は自分が発音できるものは聞き取れるそうなので、ネイティブの発音を真似して自分もネイティブかのようにスラスラ言えるようにします。
シャドーイングを少なくとも5回ずつくらいは練習しておきましょう。自分の口で発音してみると、ネイティブのスピードの速さによりびっくりするし、日本語の口の動きと全然違って口を大きく動かすので口がすごく疲れます。
Play Phrase meのサイト : https://www.playphrase.me/#/search
おわりに
「会話ができる」ことって目には見えない、体感的なものなので成果が見えづらいです。
でも、確実に使える一文・3分ほどの会話フレーズを身につけていくと、どんどん楽しくなってモチベーションも保ちやすい。ぜひ、繰り返し『小さな目標』を立ててそれを達成し、自信をつけていきましょう。
楽しく英会話ができるように、一緒にやりましょう♪